日常は穴だらけ

村上大祭と隆一とタイラーメンとお好み焼き

7月7日村上大祭に行ってきた。

それぞれのおしゃぎりが街を巡っていた。

村上の祭りの屋台はチンピラ感がなくて沖縄感があった。お店の人はおばさんやおばあちゃんやおじいさんやお父さんやお姉さんやお母さんといった家族親戚全員で観光バスを貸し切り沖縄からやってきました。とゆうアットホーム感があった。

あと本場のタイ人がタイラーメンとゆうのをキンキン声で接客していた。このタイラーメンがすんごく美味しかった。日本風に作られているのか?タイで売られてる味そのものなのか?わからないけど、本当に美味しくてまた食べたい。つゆが結構残ってるのにスカートに全部ぶちまけてしまったのだ。

これで今年で3回とも同じスカートに汁物をぶちまけている。逆に、ぶちまけるためにはいているところがある。

 

屋台は1つ1つの店に個性があって楽しかった。

しかも食べる為のスペースが何箇所かにあって、同じ家族と別の場所で二回とも席が近くなった。

一回目はお父さんみたいな人がデッカい風船を持ってはしゃいでる男の子に「おこられっぞ!おこられっぞ!」と怒鳴っていて、乳母車をはしゃいで押してる小さい女の子に「死んじゃうぞ!死んじゃうぞ!」と怒鳴っていた。

乳母車に袋に入った金魚がかかっていたのを言っていたみたい。

大人って叱るとき子供を脅かしてやめさそうとするけど、子供はそんな事ではやめようとしないんだなと思ってみていた。

そんなときどうやったら子供はそれをやめるんだろう?しかしやめさせることがいいことなのか?とか思いながら食べてた。

 

二回目にまた同じ家族に再会した。

なんか色々増えていた。

数分するとお父さんみたいな人が「おばさん!」と1人のおばさんを呼び止めた。

そのおばさんは一瞬静止していて、「隆一じゃない!!帰ってきてたのー?」と驚き喜びながら言った。

なにやら、お父さんみたいな人は、ほんとにお父さんみたいな人で、さっき怒鳴っていた子供たちはみんな後輩の子供だった。

隆一はそのおばさんの整体に通うお客さんで、まだ独身であった。

嘘だろと思うほどさっき怒鳴っていたのは人の子であった。

熊本の震災の方に仕事で行っていて、最近こちらに帰ってきたようだ。

「またご飯食べにきてねー」と言っていた。

一部始終を広島風お好み焼きをたべながら見ていた。

食べて席を立ってテントに出るとまた風船をバシバシ殴ってはしゃいでる男の子が2人に増えていて笑った。さっきは1人しかいなかった。実は弟もいた。

お父さんみたいな隆一はおばさんと話に夢中なのでその隙を狙ってものすごいパンチ力だった。

 

行列が絶えない広島風お好み焼き屋があって、そこへ並んだのだ。

そこはおばあちゃんとお母さんと伯母さんとお父さんでやっていた。

おばあちゃんがタネをしいてキャベツと卵と肉を乗せる係。お母さんがそれを両手にヘラを持ってひっくり返してタレつけて1番大変だけどかっこいい係。

伯母さんがお金を徴収して、箸を渡す係。

お父さんはその間休憩。

おばあちゃんは腰にちびまる子ちゃんのバスタオルを巻いて笑みを浮かべて可愛いかんじ。

伯母さんはかったりー感じでタバコふかしつつ、自由なかんじ。

お母さんは忙しすぎて汗もかいて水分足りなくてイライラしてお父さんに八つ当たりしてピーターみたいでかっこいいかんじだった。

 

そう、先ほどの隆一のことが明らかになるのを見ながら食べていたお好み焼きはそこのお好み焼きであった。

 

 

型抜きもした。舐めてふやかしてる男の子に本気でお店のおばあちゃんがしかっていた。

本気で叱ると子供はやめるんだ。正しい方へ行くんだ。

 

隆一に見せてやりたかった。

 

とても楽しい祭りだった。また行きたいな〜!f:id:anmoblog:20160709224928j:image

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